板谷さんのお墓詣り行ってきました。

2022年9月4日

先日、母が札幌に来ていましたので、母を連れて板谷さんのお墓参りに行ってきました!

とっても見晴らしの良い丘にある先祖代々皆さんがいらっしゃるようなとっても立派な霊園でした!

 前のブログでも書きましたように、先日来札し素晴らしいライブを展開してくれた永武幹子さんの楽曲、「Get Ready to Say Goodbye」、もちろん曲の経緯となった人物・状況は違えども、まさにその通り、板谷さんとはまったくサヨナラを言えずじまいで突如として会えなくなってしまったので、改めてやっと板谷さんにご挨拶ができてよかったです。はお墓の前に来たとたん思い出がよみがえったのか、泣き崩れてしまったので、僕は泣くすきをあたえられず(笑)、かえって冷静にご挨拶をできたのよかったかもです。。

 板谷さんは生前、「なんか面白いことできたらいいですね~」と言って、いつも僕の無茶ぶりや提案に楽しげに乗ってくれていました。盟友でありベーシストのボブさんこと豊田健さんがニューオーリンズファンクバンドを立ち上げたときもバリトンサックスでめちゃくちゃうれしそうにはりきって参加しくださったり、まだ札幌にはあまりなかったトラッドジャズ限定の定期ジャムセッションをやってみよう!とか、もしくは「Understream Nonet」という9人編成のバンドを立ち上げ、ジャムジカのような小さい店で、小規模ながらもビッグバンド的な試みを始めたのも板谷さんでしたね。

 ジャンルや場所にとらわれない、真の音楽愛にあふれた、ほんとに素晴らしいミュージシャンでした!改めて、ご冥福をお祈りします。今まで本当にありがとうございました!

 さて、先日開催しました、ジャムジカ18周年記念スペシャルライブ!「秋田慎治×TOKU DUO 2days!」ご来場くださいました皆様本当にありがとうございました!予想をはるかに超えた素晴らしい内容に私はもちろん、ご来場の方々からは大反響でしたね!お二人が、何も決まりごとがないままステージで繰り広げる怒涛の音世界、これは実際に体験したものにしかわからないかもですが、なんというかすべてが「映画のワンシーン」のように絵になっていて、、、

 秋田さんの何気ない美しいイントロだったりTOKUさんの鼻歌だったり、ピアノがおいてある部屋で二人っきりで遊んでいるかのような、それでいてきちんとライブとして成立している、とにかくとびきりの贅沢な時間でした!

 セットリストナシ、譜面ナシ、テンポだしなし、キーの確認なし、なんにもないまったくの「ゼロ」から最高に上質な音楽の世界があふれだすんです!

 そういえば、以前、ジャムジカで何回かやっていただいてた板谷さんとMITCHさんのduoも、いっつもそんな感じでしたね、、お二人の唯一「ニューオーリンズ愛」という共通点のみで、次から次へと繰り出される、歌が延々と続くのです。MITCHさんは周知のとおりニューオーリンズで実際にミュージシャンとして生活をしていた、ほぼほぼ現地の方、みたいなそれは素晴らしいミュージシャンなんですが、そのMITCHさんに「札幌においとくのもったいないわ~、ほんま連れて帰っていいですか?」といっつもステージで言わせていましたね!(笑)板谷さん。

 そうなんですよ、板谷さんがすごいのはいわゆるジャズスタンダードはもちろんですが、お二人の言うところの「ニューオーリンズ歌」も彼の頭の中に無数に入っていて、それこそ、ツーカーの2人が繰り広げる世界は、サッチモの記録映画さながら、MITCHさんがトランペットを吹き始めれば、すかさず板谷さんの軽快なストライドピアノを奏ではじめ、もう怒涛のごとくニューオーリンズジャズライブが1,2時間、あっという間に過ぎてしまいます。。

 そんな夢のような時間を少しでもジャムジカにて味わえたことを改めて、うれしく思いますし、2度とそんな瞬間が訪れないことも悲しく、悔しくてたまりませんね。。板谷さん、改めて、いままで本当にありがとうございました!

 そんな板谷さんが参加していたユニットの一つに、ジャムジカ発進の名物?バンド「滝川工務店」というバンドがあるのですが、もちろん活動の停止を余儀なくされていました。

 板谷さんを失ってしまった悲しみから、はや一年、まだ一年、、いつまでも引きずり続けてくよくよしててはダメなんじゃないかと思い立ち、悲しみから立ち直れずにいる社長秘書兼メインボーカルのKAPOさんに「思い切って、なんかめっちゃ楽しい企画で活動再開しませんか?」ともちかけさせていただき、板谷大追悼企画、をさせていただくことにしました!

 前述したように生前板谷さんはとにかく音楽を楽しむことに全力の方でしたので、ならば、思いっきり楽しんじゃいましょう!板谷さん(工務店にとっては大事な大事な社員の1人)のお別れ会もかねて!

 それで今回は工務店の大事な取引先でもあるお二人を特別顧問として、富永寛之さん、黄啓傑さんにも関西方面からお越しいただくことにしました。こちらのお二人も板谷さんというスーパーミュージシャンを頼りに札幌によくいらしていましたよね。

 思いっきり「笑って泣いて、、」昭和のテレビ番組のように、泥臭く、派手派手しく、みんなで板谷さんをしのぶ会、的なライブを企画しちゃいました!

 ぜひぜひふるってご参加お待ちしております。

10/1 (Sat)
「板谷大メモリアル~滝川工務店と富永寛之と黄啓傑の世界名曲歌合戦2022」

滝川工務店;滝川裕三(唄とギター) KAPO(唄とのこぎり) 豊田健(ベース) 出田寿一(ドラム)

guest富永寛之(唄とウクレレ) 黄啓傑(唄とトランペット)

予約¥3,500 / 当日¥4,000(drink別)

Open 19:00/Start 19:30

お問い合わせはこちらまで 0116121900

永武幹子3デイズ終了!

2022年8月25日

したんですが、、永武さんのピアノをまだ体験してない方へ!ほんとにヤバかったです。。!

想像以上!!!

「このライブがあることを知らなかった、知ってたら行きたかった」

などという残念なことがおきないように、まずは次回の永武さんジャムジカライブの告知を笑😆

11/4(金),5(土)です!!!

ご予約はこちらから→http://www.jamusica.jp/yoyaku.php

もしもまだ聴いてないという方いましたら、まずは!とにかくまず聴いてみてほしいです!

BREATHE BENEATH THE SUN

INTO THE FOREST

これ聴いてもらえれば、それだけでもうOK!

さて、今回の3デイズ企画ですが、正直、自分が少しでも早く聴きたいという、そのためだけに組ませていただきました。僕が勝手に人選、スケジュール調整させていただいたものの、ほぼ初顔合わせ状態、どんなことが起きるのか、はたまたなにも起きないのか。。まったく予想つかなかったのですが、予想、期待、不安を遥かにとび超えてきました!3日間、すべての瞬間において!

本当にやって良かった!!!すごかったです永武さん!!!「ナガタケサン、スゴイ!!!」

そもそも永武さんがどれだけ素晴らしいミュージシャンなのかは、この上記の2枚を聴けばすぐにわかるはず。これが響かないということは、普通、絶対にあり得ないと断言できます!(ま、人それぞれ趣味はありますがね、、😅)

 ただまったく初めて会う、しかも住んでいる場所も普段やっていることも特に共通点があるわけでもないミュージシャンたちとの共演、もちろんそういうところから生まれるものが最高に楽しかったり心に響いたりという、まさに「ジャズの醍醐味」なんですが。。もちろん、不安も。

 3デイズ初日からいきなりそれを払拭してくれた。

初日、もうかれこれ20年弱くらい彼のプレイを聴きつづけているのに、あらためて蛇池さんの凄さを認識、いや、もちろん素晴らしいミュージシャンなのは、すでに周知の上なんですがね。

なかでも度肝を抜いたのは「BREATHE BENEATH THE SUN」から、「I’ll Send You Good Vibes」を演奏、本作では、レジェンド峰厚介さんが演奏しているこの曲を柳さんとドラムレストリオで披露してくれた。蛇池さんのクールかつ激しく壮大に歌いあげるプレイに感動!曲の良さと3人の息がぴったりそろった瞬間の芸術を目の当たりにしました!もはや熟練プレイヤーの、蛇池、柳、両氏も一回り以上年下の新進気鋭の彼女の才能に相当感化されたとみえた。大成功!!!👍👍👍

 そして、2日目、この日はいわゆるピアノトリオという誰もが一番聴きたいスタイルということからもたくさんのお客さんから早い段階で反応があったセットだった。この日も瞬間瞬間、どこを切り取ってもすべて最高だったのですが、個人的にグッとくる瞬間が。初日、2日目と連続でお越しいただいたとあるお客様から、前述の2ndアルバム最後に収録された名曲、「Get Ready to Say Goodbye」についてお話しをお伺いしたところ、永武さんの東京のお客様でコロナ禍の時期にお会いできないままお亡くなりになった方がいらっしゃって、その方への「さよならを言う準備ができなかった」という意味合いの曲だったそうで、その近しい方がたまたま札幌の方で今回2日間いらしてくださったということでした。この話を聞き、この曲は僕もこのアルバムを聴いて一番最初に、一番好きになった曲だったので、2日目のトリオのメンバーに無理言って、当初セットリストにはいっていなかったのに、演奏してもらいました。

柳さんはもちろん素晴らしいのですが、河合そーへいくんの「しなやかに歌うドラム」がこの曲にぴったりハマり、しかも、この感情はまさに、「さよならを言うこともできずに」、昨年札幌のジャズシーンが突如として失った偉大なピアニスト板谷さんのこととも重なり、感情が爆発しそうでした。そんなこともあり、この日のピアノトリオも最高!何が良かったって、柳さん、永武さんに負けないように笑、とある曲中の、いわゆる完全即興シーンで大暴れ!あんな風に一生懸命弦をひっぱたく(笑)柳さんもけっこうレア!というわけで2日目も大成功!👏👏👏

で最終日。今回共演を大変喜んでいただき、札幌名所案内、美味いもの案内など、たくさんしてくれた、北海道が誇る「強烈な(最上級の褒め言葉のつもりです💦)」ミュージシャン吉田野乃子氏との最終日。これは本当にこの3日間の締めくくりにふさわしい激しくも美しい音の洪水で会場を包み込んでくれました!入れ替えたばかりのピアノもぶっ壊れるんじゃないかというくらい笑!ほぼほぼ?同世代の2人が、楽しそうに、「10代の頃からアイドルは林栄一さん」と公言しあい、しまいには「いや私はもっと早くからだった!」と林さんを取り合うかのような笑、会話が展開され笑、そこからの、「North East」、もうこれは、吉田ののこファン、永武ファンでいっぱいの会場の喜びたるや。最高潮!しかもしかも、最後アンコールでは、初日に初共演初顔合わせし、最初はおに互い警戒してたような笑、蛇池さんも登場、警戒どころか、すっかり融合、意気投合、「永武×吉田×蛇池」、という、もうここ札幌で、この瞬間しか味わえない演奏を存分に浴び(しかも急遽のあれなので、、曲は、「Billie’s Bounce」!)、、、それはもう一癖二癖、、これでもかの、ジャズ、ブルース!で締めくり、蛇池さんのノイズサックスも飛び出しました!それはもう、お客さんも僕も演者も最高の笑顔で終了しました!大成功!!!テッテレー🎊

本当に幸せな3日間でしたー、、!!!🥺

そして!!!11月にはトリオメンバーです!✨✨✨

 というわけで、帯広近辺の方は11/2帯広ビーフラットメジャーセブンへ、旭川近郊の方々は、11/3旭川ジャズそば放哉へ、そして!札幌の方々はもちろん、本州の方も観光を兼ねてぜひ!11/4,5はここジャムジカへ!よろしくお願いいたします!

祝18周年!~出会いと別れ~

2022年8月21日

おかげさまで、2004年8月19日開業より今年で18周年を迎えることができました!

すべての関係者各位の皆様に厚く御礼申し上げます!

当時の画像なんかないか~って、探してみましたが、なんでもSNSに写真をupしたりって、ここ十年くらいなんですよね~、当時はまだiPhoneも発売前、まだまだガラケー主流、写真は「デジカメ」でしたよね、写真は探せばどこかにあるんでしょうけど、、そもそも開業時、記念写真撮ったりそれを整理したりなんて、全然余裕なかったですからね笑。おそらく、鬼のような形相だったと思います、、

それでこんなチラシがありましたので。。(これは当時、キッチン担当の僕は鬼の形相にもなるわな、、笑💦)

しかしすごい豪華!!!ハニービー、New Wave、Dixie Prince!!!さすがエラさん

(開業当時、ミュージシャンにも顔が広いエラ斉藤こと母がブッキング担当でした、ちなみに僕の奥さんはフロア担当、ちょうど定年退職した父は洗い場&施設管理等々、という風に役割分担がありました、全力で家族総出でした笑、懐かし~。)

これで、お1人様¥2,000、バイキング&フリードリンク&ノーチャージ!!!どんだけサービスしてんの笑!!!ちゃんとギャラ払えたのか!?!?笑

いや~、これはゴージャスですね!!!

そうなんです、、、板谷大さんにはオープン初日から、盛り上げていただいてたんです。。!

黒田さんも!、、そして、たしかNew Waveのドラムは後藤さん、、、残念ながら今は亡き名プレイヤー達が。。。

 先日、トリオとしては、2006年以来実に16年ぶりにジャムジカに登場、それはもう素晴らしい演奏をしてくれた海野雅威トリオの、海野雅威さん、MCで、「出会いと別れ」というキーワードでこの2年半に及ぶコロナ禍のことをお話されていました。もうすでに皆さんもご存じのとおり、それは壮絶な、大変な2年半をお過ごしになられたのだと思います。そしてなんだかとっても嬉しかったのは、MCの中で、板谷大さん山田敏昭さん、お二人が昨年のコロナ禍の真っ只中でお亡くなりになってしまったことにも触れてくださってたことです。板谷さんとも面識があったそうですし、山田さんに関しては今回のトリオとは別に、前回、海野さん、吉田豊さんお二人で来札(2015年秋)、ジャムジカに出演してくださったときにジャムジカの客席にいらしていただいたことをとても印象深くお話しされていました、なんだかとても胸が熱くなりましたね。

 同じく先月、リーダーの下田さんに「我々をバンドごと、このハイシーズンの北海道に、しかも2デイズ公演とは!齋藤さん、大博打ですね笑」と言わしめた笑、「カンザスシティバンド2デイズ」の時にも、そもそも僕がこのライブ(大博打笑)をうつきっかけとなった、黒田さん、板谷さんのことも、下田さんによる抱腹絶倒、これぞ「ザッツ・エンターテインメント フロム 浅草!!!」という、それはもう超絶楽しいライブショウの中でたくさん触れていただき、もう楽しいやら、嬉しいやら、寂しいやら、悲しいやら、、感情が大爆発していました!笑

 そんな、世の中すべての人にとってそうですが、ジャムジカとしても本当に初めての、「出会いと別れ」がたくさんつまった、ギュッと何十年分も凝縮されたようなこのコロナ禍の2年半を乗り越えて、今年は逆に勢いづいてしまったような感じなんです、、なんというか様々な制限などで縮こまっていた反動なんですかね💦、ジャムジカ開業以来ずっとお世話になっているジャズ喫茶の名店、円山グルーヴィーのマスターにも、「いつも慎重な次郎さんがすごいブッキングたくさん、今年はどうしちゃったの???」なんて言われちゃいました。笑

 なんでかといえば、板谷さん、山田さんというジャムジカにとっての2大ジャズピアニストを失い、もちろん他にもたくさんの素晴らしいピアニストはいます、しかしあのお二人の穴はあまりにも大きすぎました。それでなのか、大胆なブッキングを次から次へとうち、そんなことからも、特に「ピアノ」にこだわっているようです。もちろん僕自身多少かじっていて、ピアノはもともと大好きな楽器でして、たまにほんの少しセッションに混ぜていただいたり、ジャズの演奏形態では実はピアノソロ、もしくはピアノトリオとか、ピアノ主体のものが一番好きなのかも、というのもありまして。。。

 例えば人生の中で大切なアルバムの1枚には、必ずこれが入ってきます。これはもうかれこれ30年前若いときバンド仲間から、音楽をあきらめた自分に「音楽はいつどこにいてもどんなかたちでもできるよ」といってプレゼントしてくれた1枚なんです。。。

 そんなわけで、前述の海野雅威さんから始まった、「2022ジャムジカピアニスト祭り」(笑)とでもいいましょうか、今後の素晴らしいピアニストをピックアップさせてください!

 まずは明日から札幌組と3日間にわたりセッションを繰り広げる永武幹子さん。この3デイズはそもそも、昨年末、たまたま東京にいたので観に行った山田丈造くんのピットインのリーダーライブにて、リーダーのたけぞーくんをじっと睨みつけるような感じ(笑)でキレッキレのピアノを弾いていた彼女に一目ぼれしたのがきっかけです。年明けすぐに、その時に購入した彼女のリーダートリオのアルバムに激ハマリ!、すぐさまトリオでのジャムジカライブをブッキングの打診をしたところ、まだ2月というのに、できそうなのは11月ということになってしまい、それまでなかなか待てないなぁ~、とにかく永武さんのピアノが聴きたい!と思い、ならば、その前に一人で来てこちらのミュージシャンとのセッションを!と思い立ち、組ませてもらった、というわけでした。めちゃくちゃ楽しみ!!!

で、11月のトリオツアーがこちら!これがまた素晴らしいアルバムで、さらには秋にソロもでるというじゃないですか、、!詳しくはまた後日ブログにて紹介いたしますね。↓

 で、さらにさらに、同じく今月、こちらはまさに今回のブログのタイトル通り、「ジャムジカ18周年記念スペシャルライブ!」ということでお願いしました超々スペシャルライブ!

「秋田慎治×TOKU DUO 2days!」

 秋田慎治さんは、本当にジャムジカにとっては絶対にかかせない存在のピアニストの一人で、秋田慎治さんが毎年春にやっている日本縦断ソロピアノツアーがありまして、これももう十数年にわたるのでしょうか?最初の年からではないものの、ほぼほぼ毎年、春には一人で札幌にきていただきジャムジカでソロピアノ公演を開催していました。ところが、例によって、この3年間、なんども中止中断を余儀なくされ、待ちに待った今年、やっとの思いで、ブッキングが叶いました!しかも今回はこれもぜひジャムジカで聴いてみたかったこちらはジャムジカ登場16,7年ぶり?のTOKUさんとDUOという、なんとも贅沢な!!!もうこれは最高な空間になるのは間違いなし!!!でしょう!しかも2日間!幸せ!!!

 そしてですね、、こちらもちらほら認知されてきたようですが、実は、先月ピアノが変わりました!なんと、開業以来居ぬきでそのまま譲ってもらったピアノがサイズで言うとG3というわりとこじんまりとしたサイズだったのです、もちろんとてもよい楽器で、演奏していただくと皆さん「良くなるいい楽器ですね~」と。ただなかなか老朽化も激しく、専属でピアノを調整していただいている方ともそろそろオーバーホールも必要かもね~、という話になって、はや数年、、時間もお金もかかることなので二の足をふんでいたのですが、なんとなんと、今年、様々なタイミングや条件が重なり、とっても好条件で良いピアノが手に入ることに!YAMAHA C7です!!!古いピアノをオーバーホールかけるのももちろんよいのですが、それよりもはるかに好条件なお話でしたので、即決しました!奇跡的にもその弾き始めが海野雅威さんでした!もうこれはラッキーが重なりすぎて、本当についていました!その響きの素晴らしいこと!!!

 そうなんです、まさに、ジャムジカにとって、これこそが、今年最大の、「出会いと別れ」なのかもしれません。。

 今まで本当にありがとうございました!そして本当にお疲れ様でした!!!

やはりコロナで中断を余儀なくされていたソロピアノを再開できた石田幹雄さんが先月、心から別れを惜しんでくれた前のピアノくん

 そして、この新しいピアノを明日初出演の永武幹子さんに弾いてもらえることも最高に楽しみですし、そして、何より来週、秋田慎治さんに弾いてもらえる!!!前のピアノで十数年、毎年ソロピアノを演奏していただいた秋田慎治さんにこの新しいジャムジカのピアノで演奏してもらえるのはうれしくてたまりません!

 秋田慎治さんがピアノをポンっと弾いてくれるだけでジャムジカがキラッキラに光り輝く空間になるのに(語彙力がアレですが💦、、本当ですよ!秋田さんのピアノは魔法のようなんです!)、そこに輪をかけて、さらにTOKUさんが花を添えてくれるんです、、!こんな贅沢なことは、、、!!!マジ幸せ!!!

 そしてそして、9月のはじめにはこんなトリオも!

 大好きな札幌出身のドラマー竹村一哲くんが参加するピアノトリオということで、そっさく購入、拝聴し、激ハマリ!こちらも即ジャムジカでぜひ!!!という感じで決まったブッキングです!レジェンド峰厚介さんカルテット作品では素晴らしい演奏でお馴染みのメンバーですが、ジャムジカ初出演の清水絵理子さん名義のこのトリオがそれはもうヤバい!エモい!圧倒的な表現力なんです!そんな清水絵理子さんにこの新しいピアノを弾き倒してもらえると思うと、こちらもワクワクがとまらず、楽しみしかありません!!!

 もちろん、この他にも毎日盛沢山、素晴らしい演奏をほぼ毎日やらせてもらっています!こんな幸せな仕事他にあるのかというくらい毎日素晴らしい音楽に包まれています。そんな素晴らしいミュージシャンたちのせっかくの素晴らしい演奏が上書きされてしまうのが切なくなるような毎日です。そんなこんなでやってきたジャムジカも足掛け18年目を迎えまして、次の19年、20年、さらにはその5年後10年後の、25週年、30週年と目指して、頑張っていきます!

 健康第一で!、、こ、これは、最近お会いしている方はお気づきで、「あ、ヤバい、、気使われてるなぁ~、俺、」ということがありまして、本当に気を付けないとと思っています、、💦

「次郎さん、、なんというか、、貫禄がついてきましたね、、」とか、「次郎さん、、ふくよかになられました?、、」とか、、笑💦

 マジで相当ヤバいです、重量オーバーが、、💦

 はい、改めて、、健康第一で、頑張ります!

いつものことですが、とりとめもなく、、長々とダラダラとしたお話にお付き合いいただきありがとうございました💦

以上を持ちまして18周年記念のご挨拶とさせていただきます。

今後とも変わらぬご愛顧のほど、何卒何卒、よろしくお願いいたします。

ジャムジカ 店主

新しい街

2022年7月15日

町ができる 町ができる 新しい町ができる
傷つき息絶えた大地の上に 新しい町ができる

晴れた日にはガレキを片付け 
雨降る夜には酒で温まり
希望と絶望を繰り返し 
新しい暮らしが始まる

東から来た男が土を耕し 
南から来た女が苗を植える
西から来た男が火をおこし 
北から来た女が飯を炊く

町ができる 町ができる 新しい町ができる
傷つき息絶えた大地の上に 新しい町ができる

やがて川に橋がかかり やがて家が建ち 道が出来
やがてこの町で初めての 新しい命が生まれる
町の中心に墓が出来る あの時代の記憶を刻み
戒めと祈りがこめられた 誓いの墓が出来る

町ができる 町ができる 新しい町ができる
傷つき息絶えた大地の上に 新しい町ができる
朝日が昇る 日が昇る 新しい町に日が昇る

絶望の底から立ち上がる この町に日が昇る

素敵な歌ですよね。。

僕の中ではこれ、勝手な解釈で、コロナで大変な、過酷な状況が続いた、2020年、2021年が終わり、2022年、やっと新しい時代が動き出した今、新しい街、新しい暮らしをみんなで作っていこう!っていう感じで今、まさにこんな気持ちなんです。。

ほんと、いろいろありすぎましたよね、丸2年ですよ、丸2年、、、

やっと抜け出したかと思ったら、戦争だの、暗殺だの、、なんかくらい話も多いのですが、、そんなことはさておき(怒られるかな💦)、僕にとってはそれこそ、元首相がなくなったことよりもはるかにショッキングな別れをここ最近は繰り返していました。。

2019年にはご存じ「ジョニー黒田とデキシープリンス」のリーダー黒田よしひろさん、あんなに明るい人が、突然、札幌のジャズシーンから突然、灯が消えたような、そんな感じで、、そして悲しみに濡れる間もなく、2020年、コロナがやってきて、、

翌2021年には偉大な札幌のジャズレジェンド山田敏昭さん、そして、同じく2021年、突然札幌のジャズシーン、しかもメインストリームの中心にいたのに、突然姿を消した板谷大さん、、正直、昨年の板谷さんとの別れはジャムジカ(私)にとっては果てしなく、厳しく堪えています、、いまだに。

で!

そうなんです、、、思い切って呼びました!北海道に、札幌に、ここ、ジャムジカに!

ん??いったいどういうこと?って感じですよね??

カンザスシティバンドの下田卓さん、井上大地さんは、黒田さん、板谷さんらが「新宿トラッドジャズフェスティバル」などで親交を深め、札幌(ジャムジカ)と東京(浅草?)をつないでくださったんです。。毎年札幌に呼んでくださって、それはもう、ご機嫌な音を一緒にジャムジカに響かせてくれてたんです。。

そして、あの2人が立て続けにいなくなってしまった今、下田さん、井上さんに会うには、ジャムジカでまたあの、ご機嫌な演奏をしてもらうには、、!

ということなんです!(わかってもらえましたかね、、?💦)

バンドで来ていただくことにしました!

絶対に、絶対に楽しい夜になります!!!間違いない!!!

こういうご機嫌な感じ、、コロナで閉じ込められてた、あの感じ、、!

それぞれの悲しみや苦痛、様々な困難を乗り越えて、、、

「希望と絶望を繰り返し 新しい暮らしが始まる」んです!!!

まぁとにかく、ぜひみんなで、楽しく、ワイワイやりましょうー!!!

http://jamusica.jp/

お疲れ様です!

2021年9月26日

板谷さん!お疲れ様です!

そして、板谷さん、あなたがでしょうが、

めちゃめちゃ悔しいです!

いや、わからない、とぼけた笑顔で、

「けっこう楽しいですよ~。」

なんて言われてしまうかもですが。。

 思えば、店開業初日、オープン記念ライブとしてデキシープリンスで出演していただいた、おそらく、2004年、8月19日、以来、17年にわたるお付き合いかと。

当初店のブッキングをしていた、母(エラ斉藤)と板谷さんの間柄でライブブッキングなど始まりましたので、どちらかというと、母の友達、っていう感じで。「ママ、ママ、」ってそれはめちゃめちゃ人懐っこい感じでしたよね。当時のライブスケジュール、まだ店始めたばかりで、知り合いのミュージシャンがまだそんなにいない頃は、まぁ、多いときは1日おきに、奥様、みかさんとduoだったり、soloだったり、本当にお世話になりましたね。

さらに、こんな人いますよーってどんどんいろんなミュージシャン連れてきてくれたりして。

 5,6年たって、両親が故郷の関東に移住した際も、僕より先に泊まりに行ったりして(笑)、本当に、家族ぐるみでね。なんかそういうところも、感謝でいっぱいです、エラこと母のわがままライブには何度お世話になったことか。。専業ミュージシャンではない母がライブのたびに緊張してても、板谷さんと共演できる時だけは、「板谷さんが伴奏なら、何にも心配いらないね~」なんて勝手なこと言ってました。。

 ピアノだけでなくバリトンサックスもたくさん演奏してくれましたよね。もう音楽的には、「モンスター級」で。カポウさんも前に言ってたよな、違ったかな、「ピアノお化け」みたいな。

 なんというかそこにある「音楽」は全部飲み込んじゃって、板谷さん流にどばーっと吐き出してみたいな、表現変だけど、そんな感じで、誰にも分け隔てなく、ピアノ弾く時、音楽奏でる時はとにかく楽しく、優しく、激しく、、

まあ、とにかく悔しいね。。。

 けど、過ぎたこと、起きてしまったことをいつまでもくよくよしてられないです、板谷さんにも「そうですよ、そちらはそちらでやってくださいね。」ってドライに言われてる、そう思って店は店で、これからも続けられる限りは頑張りますね!

 ひとつ、安心?残念?なのは、、ピアノの状態がいつもさほどよくないこちらが悪いのだけども、、ピアノは常に極限状態にさせられてるんでしょうね、そこに板谷さんが弾き倒しに来て、あー、今日板谷さんか~、そろそろやばいなって時、百発百中、といっていいほど、弦切ってましたよね、、いっつもめちゃめちゃ謝ってくれて。。まぁ、ピアノの弦切るなんて、板谷さんくらいしかいなくてね、、これで、しばらくはピアノの弦切れない、かもね、、それも寂しいですね。。

そんなこともあんなことも、ぜ~んぶ含めて、今まで本当にありがとうございました!

 本当に板谷さんはジャムジカ開業以来一緒に店を作ってきたスタッフであり家族であり、、かけがえのない存在なんです!この悲しみ、ショックを乗り越えるにはまだまだ時間かかりそうですが、なんとか前を向いていこうと思いますね!

 そちらではさ、板谷さんが名曲にしちゃったあの人たちなんかとも、酒自粛とかないそっちの世界で歓迎会やってるのかな?ジャムジカもめちゃくちゃお世話になった、札幌の名物「呼び屋」さんを曲にしちゃった、「HY」さんとか、言わずもがな、札幌が世界に誇るデキシーバンドリーダーのあの人のことを曲にしちゃった、「The Rainmaker」とか。最近では「Romping Girl」なんかもよくやってましたよね、「板谷~お前、こっちくんのまだ早いよ~、ガハハハッ」なんて、みんなに言われてそう。

 この一週間、FacebookやTwitter、ずっといろんな人のコメントやら動画やらみてて、僕もYouTubeあさってみました、もちろんこの1,2年でご周知のとおりライブ配信始めてからの板谷さんの素晴らしい数々の演奏も店のチャンネルにあるのですが、それは大切に保管し、そのうち活用できれば、と思っています。それで、常に、店で音楽の奇跡の瞬間を作ってきた、板谷さんが演奏している動画(拾ってきたものですのでずっとあるかはわかりませんが。。)貼っておきますね。

 まずは、こちら。札幌のルーツミュージックシーンを作ってきた二組のジョイントライブにゲスト参加した時の。めちゃくちゃカッコいい!そう、板谷さん、古いのから新しいの、なんでもめちゃくちゃ上手に最高な料理に仕上げちゃうんだけど、ルーツミュージック、ワールドミュージックと言われるものはブルース、デキシーはもちろん、カントリー、ブルーグラス、さらにはブラジル音楽でも、なんでもござれ!の板谷さん。そんな他業種?とのコラボで奇跡が起こってた瞬間。

 ハンク山根さんに、「アゥッ!イタヤチャン!」って!笑

ドライヴ&ジャイアンリサイタル / ROUTE66

 あとこれ、Facebookで、「ブルームーンカルテット」の富永寛之さんが投稿してくれた、

When you’re Smiling / Mitch5 

 これ板谷さんの魅力がつまりに詰まってて、、さらにコロナ前の、素晴らしき世界の時代の店の雰囲気とかと相まって、、今もだけど、涙が、こみあげてきちゃいます。。何度でも何度でも。。

 Mitchさんもいっつも「大阪連れて帰っていいですか?」って言ってたよな~、もう、日本中、世界中の人が彼の演奏を一度聞けば、こっちおいでー!一緒に音だそう!って!なっちゃっうんだよな!天国からも!そっちは早すぎるけど!!!

 で、最後に少し落ち着いた?雰囲気のこちら、

HOTCLUB OF SAPPORO

 正しくは、「HOTCLUB DE SAPPORO」だったと思います。デキシープリンスの盟友、滝川裕三さんが立ち上げた、本格的なジプシージャズバンド、もうメンバーも最高で。こういう場面にピアノで参加できるの、板谷さんの右に出るものなし、といった感じで、めちゃくちゃスイングしてるのに、空気みたいになじんでて。。。とにかく心地よい。。

 そんな、「ピアノお化け」、が起こす、「音楽の奇跡」の瞬間が生まれないと思うとそれはもう寂しい限りですが。。さっきも書いてますが、あらためて、僕らは僕らで、前を向いてきますね!

板谷さん!そっちで、元気で!

2019年8月、ジャムジカ15周年記念ライブにて。本当にことあるごとに母の伴奏でお世話になりましたね。ありがとうございました。

ほんとうに、家族のように、楽しい時間をたくさん、ありがとうございました。

みかさんと!ジャムジカで!最高にいい笑顔!

When You’re Smiling!君微笑めば!

Special thanks to

2020年12月31日

いろいろあった今年、ほんとうにたくさんのご支援いただきまして、改めまして、感謝御礼申し上げます。

STOP!TOTAL KNOCK OUT!

ジャズベーシスト、立花泰彦さんの呼びかけで北海道のジャズライブハウスを守ろう、という素晴らしい支援活動の輪。当時、その支援の輪は、演奏さながらに高い高い波となって、すごい反響でした!!!

Cheer Up‼︎ JAZZ in Sapporo

ジャズサックス奏者、森川ありささんの働きかけ、主催による、札幌のジャズスシーンを応援する期間限定支援サイト。

また、ミュージシャンの方々には、CDを作成し、売り上げを全額お店へ、という形や、チャリティー配信liveを開催、売り上げをお店への支援と、していただいたり、それはもう、数々のご支援いただきました!

natsu《花を贈ろう#3》

Small Town Talk

Takanori Niida

クラとアコとオゴーとジェームス

この他にも、ジャズ研OB、N.A.さんの呼びかけにより、支援金を直接お店の口座へ、というなんとも、ありがたい動きも。。。

そして、早い方は3月の初旬から、、

それはそれはものすごい数の方からの個人的な支援金の申し出も。。

そんな皆さんの素早い、大量の支援の動きのおかげで、あの緊急事態宣言下の、眠れない不安な日々も、だんだん、希望が湧いてきた、この日々のことは決して忘れることのできない貴重な体験でした。

本当に、本当に、、このジャムジカが、たくさんの、数えきれない方々、演者、お客様、出入り業者、家族、等々、、本当にたくさんの方々に支えられ空ていると、痛感させられる、1年となりました。

このコロナ禍が少しでも早く、落ち着いて、元の日常に戻れるその日まで、できることをやりながら、まだまだ耐え忍ぶ日々が続きそうですが、とりあえず、お店は存続、2021年もなんとか、走っていけそうです!

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!!

また2021年も変わらずお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします!!!

皆様よいお年をお迎えください!

ジャムジカ 店主 齋藤次郎

http://jamusica.jp/

北海道ブランド

2020年5月17日

この度のコロナ禍の中、多岐にわたるたくさんの方々に、それはたくさんのご支援をいただいております!!!誠にありがとうございます!!!深く深く感謝申し上げます!!!

特に北海道は、長い長~い自粛生活からの、いよいよ、6月から経済活動再開!への兆しが見えてきました!!!

あと、もう少しで、深いトンネルから抜ける、一歩手前ですね!

もちろん、仮に無事営業再開となっても、まだまだwithコロナの中での営業再開です、今まで通りとはいかず、様々ご迷惑、ご不便おかけすることとなると思いますが、ぜひ再開の折には皆様の置かれた状況に応じて、ご来場可能な場合は何卒よろしくお願い申し上げます!!!

そして、その時、ともにこの苦境を乗り越えて、この店(現場)、ジャムジカに、必ず帰ってきてもらわないと大変困るのが、素晴らしい北海道、札幌のミュージシャンたちなんです。

まさに「北海道ブランド」ともいえる、道産子ミュージシャンたちの、CD通販サイト等々、僭越ながら紹介させて下さい。応援してもらいっぱなしですので、微力ではありますが、応援させていただければと思います!!!

≪ ポチっと手軽に買えます!オンラインCD販売サイト ※僕のほうで勝手に検索してたどりついているリンクもございます、在庫有無等の保証はできかねます。 ≫

蛇池雅人 柳真也 酒本廣継 本山禎朗 金野俊秀 MIHOKO 工藤 拓人 板橋夏美 

奥野義典 山下ヤスシ 伊藤未央 古舘賢治 菅原昇司 山田敏昭 山田丈造 外山安樹子

ジョニー黒田とデキシープリンス 

こちらのサイトから購入できるのは北海道、または北海道にゆかりのあるミュージシャンがかかわっている作品の、もちろん、ごくごく一部であります。もし、万が一、この中にまだお手元にない作品などありましたら、ぜひぜひお買い求めいただければと思います!なお、「こんな音が好きなんだけど、誰のどれがおススメ?」など、聞いてみたいことございましたら、お気軽に、当ブログ、HP問い合わせメール、またはSNS等々、いつでもお気軽にご連絡いただければと思います!!!

※下記作品は当店でのレコーディングライブによるものであったり、または、大変僭越ながらライナーノーツを書かせていただいてます作品です、もしお持ちでなければぜひ急ぎご注文下さい!!!どれも素晴らしい作品です!!!

≪ 個人レッスン受付サイト~コロナ自粛を機に楽器始めてみたいなぁという方にはこちら~ ≫

長沼発 小郷正彦 板谷大 川合草平

≪ HP,スケジュール、ブログ等々 ≫

中島弘恵 齊藤桃子 斎藤里菜 舘山健二

取り急ぎ、店でリーダーライブ等で大変お世話になっている方々の情報です、ここにはあげきれてないですが、他にも素晴らしいミュージシャンは山ほどいます、札幌のジャズシーンが通常の活動を取り戻した際には、ジャムジカはじめ、ぜひライブのお店に足を運んでみていただければと思います!

近々、6月以降のライブスケジュールも改めて発表できるかと思います!もう少々お待ちくださいませ!!!

6月以降、いつか皆様にお会いできるのを楽しみにしてます!!!

ちなみに、ミュージシャンの皆様が立ち上げていただいた、当店及び、札幌、札幌近郊のジャズのお店を応援しよう!という大変ありがたいサイトもございます、こちらからの応援も引き続きよろしくお願いいたします!!!

STOP!TOTAL KNOCK OUT!
〜北海道のジャズシーンを守ろう!〜

Cheer Up‼︎ JAZZ in Sapporo 

 

 

http://jamusica.jp/

とにかく、家にいようよ。。

2020年4月22日

この度は、突然の休業宣言、大変ご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。

とっても怖い思いをしたのが店を閉めようと思ったきっかけなんですが。。

かの本庶佑先生が、「コロナウイルスは忍者」と例えてらっしゃいましたが、まさにそんな体験をしました。

その日、昨年ガンを発症、3月に再発してしまった親族の手術前の前日の事前説明にたちあったのですが、その折、先生に、どうしても気になっていたことを思い切って聞きました。

「先生、コロナは、大丈夫でしょうか、、?」

そうしましたら、その先生、少し息をのんで、

「実は現在検査結果待ちの事例があります、、、しかし、病棟は違いますし、なによりここ、がんセンターは感染症のスペシャリストでもあります、一刻も早く手術をして原発巣を取り除くために、万全の体制でのぞみます」

と、力強くおっしゃってくれましたので、信じて、帰りました。

そして、家について最近毎日気になっているその日のコロナ情報をみようと、TVをつけると、さっきまで感染確認のなかった、まさにその病院で、確認、のニュースが。。

その時、背筋がぞっとしました、、「あ、、忍者だ、、」

そうなんです、実はもう、あの時、姿は見えませんが、すぐ背後にいたのです、ヤツは。

衝撃で、心配で、、このところ毎日夕方になると泣きたくなっていたのですが(笑)、その日は、ぐっとこらえるのもなかなかしんどく、、

自分くらいと思って、店開けてる場合なのか?

そうやって、少しでも人の動きをつくって、それが回りまわって、知事も最初の宣言の時にいってた、「あなたの行動が、大切な人をまもる」ことを妨げているのでは?と思いました。。

ちなみに、手術は無事成功したものの、その後、がんセンターは院内感染拡大してしまっています、ただただ日々無事を祈るしかありません。。。

そんなこともあり、直ぐに自粛休業を決断したのでした。

正直店はコロナ前から常に低空飛行状態だったのに、まさか自粛休業を選択できる余裕など全くありませんでしたが、もうそうも言ってられません。。

すぐに政府系金融機関等、ありとあらゆる行政の支援策にすべてすがることにして、とりあえず、来月給付予定のもろもろが出るまでは何とかしのげる体制はできました。

とは言え、来月の給付金もいつになるやら、、心配は尽きませんが。。

そして、今回、2月末から、お客さんや、ミュージシャンの方々から、数々の、とてもありがたい実弾のお見舞いや、めちゃくちゃあたたかい応援メッセージやら、本当に皆様にささえられていると実感できることもたくさん。。。

胸が、目頭が熱くなる瞬間がたくさんありました。

そして何度も、何度も、勇気づけられました。ほんとうにありがとうございます!

改めまして、この場を借りて、皆様には熱く感謝申し上げます!!!

この臨時休業期間は、今後の店の展望をじっくり考える時間ととらえ、お店再オープンに向けての準備期間ととらえて、いろいろ、じっくりやって行こうかと思っております。

なんとか店を再開し、皆様に笑顔でお会いできる日を楽しみにしております!!!

臨時休業ご案内

#stayhome

新型コロナウイルス対策について

2020年3月17日

なかなか終わりの見えない状況となってしまいましたが、お店として、少しでも安心してご来場、楽しんでいただけるよう、微力ではありますが、様々取り組んでおります。

何卒ご理解ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

まず、前のブログにてお知らせしました通り、少しでも衛生環境が良くなるよう、4月からの「受動喫煙防止条例」施行に合わせ、3月より店内は全面禁煙となっております。これにより、日々の換気作業と相まって、タバコの煙による店内の空気環境の悪化は大幅に軽減されております。

①お席の配置について。なるべくお客様同士が接近しすぎないようにしております。

現在の店内の様子です。

②ご来場のお客様が10名以上の場合、もしくは、それ以下でもなるべく1st,2ndの間の休憩に5分ほど換気のため入口ドアを解放させていただきます。まだ今時期ですと、寒い日も多いですが、ご了承ください。

③入店時、すべてのご来場の方(演者含む)に、手指のアルコール除菌を強制しております。また、マスクをお持ちでない方に、強制的にお店よりマスクの配布(ストックがあれば)、装着をお願いする場合もございます。また来場後もトイレ使用後、喫煙所にて喫煙後等、その都度手指の除菌をお願いしております。

お店としては、わざわざいらして下さったお客様、出演者の方々に対して、このような失礼なことをお願いするのは大変心苦しいのですが、しばらくの間、どうぞご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

④これは最後にお願いになりますが、ご自身に健康不安がなくても、ご家族にそのような方がいる場合等、皆様の置かれた状況に合わせ、熟慮の上、外出自粛もやむを得ないかと思われます。

今しばらくはどうぞ、自粛に関しても躊躇することのないようお願いいたします。

海外のように営業禁止措置等がとられない限りは、なんとか、もちろんいろいろギリギリな状況ではありますが、お店はやっております、ですが、感染拡大防止への配慮もしなければなりません。

様々ご不便をおかけしますが、どうぞご理解ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

大変な状況が続きますが、お店としましては、このこと以外は、ありがたいことに、通常通りにやらせていただいております。少なくともご来場の皆様には楽しく、時間を忘れられるような空間づくりを今までどおり目指していければと思っております。

引き続きよろしくお願いいたします。

ジャムジカ 店主 齋藤次郎

http://jamusica.jp/

全面禁煙のお知らせ

2020年3月1日

さて、いつも当店ご利用いただいています、お客様、演者のみなさま、いつもありがとうございます。

今般のウイルス騒動に関連して、お願いとお知らせです。

まず、1点目は、4月から施行される、

受動喫煙防止条例

に合わせて、4月から全面禁煙を検討していましたが、今般の騒動との兼ね合い、衛生面を考慮し、今月、3月(明日3/2)からに前倒しさせていただきます。

原則店内喫煙禁止、とさせていただきます。

なお、普段ご利用いただいてる皆様はご存知かと思いますが、店入り口横のビル機械室横に喫煙所を設けてありますので、どんな大雪でも、どんなマイナス気温でも、必ずそちら、店の外にてお願いいたします。

店の灰皿はすべて捨てます!!!

さらに、ここからはお願いです。

当店のライブの来場者数は基本15名未満(見え張りすぎかな、、?)くらいです。

お店の常設席数はバンドメンバー用の席を含め、26席となっています。

バンドメンバー、仮に4席差し引いても、20席ちょっとです。

これがすべて埋まる日は、、残念ながら、月に1,2度あるかないかです。。。

すくなくとも今月、3月は満席を予定してる日はございません。。(😢)

これは当店だけではありませんが、全国的、全世界的なことですが、コロナ騒動により、もともと多くないお客様の数はさらに減っております。

ですので、今後、もしも、20名を超えるような、予約、もしくは予想される場合、「混雑警報」とでもいいましょうか、、(毎日だしてみたいものですね~、、)そのようにお知らせいたします。それで混んでるならやめておこう、など判断材料にもしていただければと思います。

(もちろん収束した暁には、予約がたくさんはいっていても「まだまだ入れます!!!」と大手を振って言わせていただきますが、、)

ということで、そのお知らせがない場合は、さきほど、15名未満と少しもりましたが(笑)、10名入れば「御の字」、という雰囲気です。ほんとにです、、

ですので、店内で混雑のために至近距離に他人がいる状況は少なくとも近々にはありません。

ある程度距離をとって、離れて座っていただくことも可能かと思います

(ただ、一応今後、4月以降は満席になるような公演も予定してはいます、そちらについては主催者、主催の演者の方等とその点については、来場人数制限等の対策をねっておきます。)

ということで、完全禁煙、来場者数(他のお客様との距離)等々、店内に関してはほぼほぼご心配はない状態です。

もちろん、日々通常の清掃作業に加え、喚起、アルコール除菌もより一層、念入りにやっております。(これに関しては皆様には見えない部分です、信じていただくしかありません、、💦)

とは言え、当店までの道のり、公共交通機関、もしくはすでに健康不安のある方等々、無理にでも来てほしいとはとても言えません。。

さらに、お子様のいる方などは、休校措置により各家庭の負担も通常時より増えていると思います。もちろんお子様のいない方も日常生活、お仕事への影響は計り知れないものと思います。

なぜこのようお話しをさせていただいたかといいますと、ただ単にお店の危機というのもありますが、付き合いで行ってあげる、ではなく前々から楽しみにご予約くださっていた方からのキャンセル、しかも健康不安、お仕事等、理由は様々あると思いますが、中には、単に自粛されている方もちらほらいらっしゃるようなので、とても残念だな~と思いまして、、

これは、科学的な証明など、真偽はわかりません、少なくとも生演奏を聴いている、2時間弱、この時間は、このどんよりした嫌~な雰囲気を忘れ、しかもその演奏が感動できるものだとしたら、精神的、肉体的な、音楽を聴くことによるいわゆる最近よく耳にする免疫力UP(ってそもそもなんなのって感じですが、、)の効果があるような、気が、、します、、くまでも、気がする。。です。

全面禁煙のお知らせ以外は、たらたら、思ってることを書き連ねた、なんも内容のない話になってしまいましたが、ご無理のない範囲で、もし本当に聴きに行きたいと思っているライブがございましたら、健康面、時間的、もろもろご都合よろしければ、ぜひ、躊躇なく、お越しいただければと思います。

一刻も早い事態の収束に微力ながら協力しつつも、我々の日常生活も取り戻せたら、と切に願っています。。。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

ジャムジカ 店主 次郎